岡山芸術交流2019ロゴマークデザイン うらじゃ化粧シール作成

8月2日(金)から4日(日)にかけて岡山市内中心部で開かれる「第19回おかやま桃太郎まつり」に向けて、来場者が顔や腕に貼って楽しめる岡山芸術交流2019ロゴマークデザインの化粧シールを作成しました。このマークはアドビシステムズやバーバリーのロゴデザインでも有名なピーター・サヴィルによるものです。
当日は、鬼に扮した化粧を施した踊り子たちが踊る音頭「うらじゃ」で岡山市内がにぎわいます。ぜひこの化粧シールを貼って祭りをお楽しみください。(「うらじゃ」は8月3日、4日に開催。)
なおシールを使用したメイクは、JR岡山駅東口広場(岡山市北区駅元町1)、下石井公園(岡山市北区幸町10-16)、イオンモール岡山(岡山市北区下石井1-2-1)等のブースにて無料で来場者に実施します。

http://www.okayama-momotaro-fes.jp/ 

岡山芸術交流2016 アーティスティックディレクター、リアム・ギリックにインタビュー

岡山芸術交流2016のアーティスティックディレクターを務めたリアム・ギリックが来岡し、「岡山芸術交流2016に参加してくださった方がみな新しいアイデアや情報を得て別人になった」と成果を振り返りました。

ギリックは「世界中のどこであれ、アーティストが発言権を持ち、影響を及ぼすことができる街は、より良い街です。なぜなら、アーティストたちは物事の見方が異なり、人々が見ないものを見て、人々が構わないものにも心を配るからです」と話します。

また、岡山芸術交流2019について成功を確信していると述べるとともに、アーティスティックディレクターのピエール・ユイグに対しては「彼は自転車に乗るべきだと思います。私は会場を徒歩で行き来しましたが、暑すぎたので」とユーモアを交えてアドバイスしました。

ジロー&シボーニ 岡山でオーディション

岡山芸術交流2019に参加するアーティストのファビアン・ジロー(1980年、フランス生まれ)、ラファエル・シボーニ(1981年、フランス生まれ)が6月末、岡山市内で映像作品のオーディションを行いました。

2人の共同作業は、映画の歴史、哲学、そして技術進化の考察に基づいています。 2014年以降、人間自身を抹殺する装置としての技術の歴史を追及する中で、映画、パフォーマンス、そして彫刻の3つで構成される長期プロジェクトに取り組んでいます。その第2部「The Everted Capital(資本の反転)」の制作も最近始まり、価値は将来どうなるかという推測に基づいた映像が展開されます。

オーディションには62人が参加し、作品の登場人物を演じたり、アーティストからの質問に答えたりしました。合格者は旧内山下小学校で撮影される映像作品に出演します。

今回の滞在中、ジローとシボーニは岡山映像ライブラリーセンター(岡山市北区)を訪問。スタッフの案内でセンターを見学し、機材の使用協力を求めました。

学校鑑賞ナビゲーター研修がスタートしました

対話型鑑賞のファシリテーションを行う「学校鑑賞ナビゲーター」の研修がスタートしました。この研修は岡山芸術交流2019における県内の小中学校の鑑賞を、対話型鑑賞で支援する「学校鑑賞ナビゲーター」を育成する3日間の本格的な研修です。

教職経験者だけでなく一般の希望者も多く参加し、熱の入った研修が1日目から行われました。

 

岡山芸術交流2019参加作家、アトウィがヴェネツィア・ビエンナーレ企画展参加

岡山芸術交流2019に参加するアーティストのタレク・アトウィが、イタリア・ヴェネツィア(ヴェニス)で11月24日まで開催中の芸術の祭典「第58回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展」企画展に出展しています。

アトウィは1980年レバノン生まれ。音と作曲による彼の作品は、演技、即興、人の出会いに影響を受けています。

ヴェネツィア・ビエンナーレでは、自身の過去のパフォーマンスや作品を作曲の起点とし、音が光や振動、電気になり、実験的な楽器と演劇そのものを始動させます。作品によって音を聞く空間が生み出され、聞くことの意義を際立たせます。

岡山芸術交流2016参加作家 ゴンザレス=フォースターが、ヴェネツィア・ビエンナーレ企画展参加

岡山芸術交流2016に参加したアーティストのドミニク・ゴンザレス=フォースターが、イタリア・ヴェネツィア(ヴェニス)で11月24日まで開催中の芸術の祭典「第58回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展」企画展に出展しています。

ゴンザレス=フォースターは1965年フランス生まれ。岡山芸術交流2016では、シネマ・クレール丸の内(岡山市北区丸の内1丁目)と共同で、自身の映像作品を振り返る回顧プログラムを行いました。

開催中のヴェネツィア・ビエンナーレでは、2作品を展示。「Endodrome」は仮想現実と、特別な出来事により、アーティスト自身がはっきりと心に抱いたものによって作られた環境からなる作品です。ゴンザレス=フォースターは、虚構の世界に着想を得て、これを異なる時代を想像するツールとし、逃避の概念に惹きつけられています。

もう一つの出品作品「Cosmorama」は火星の想像上の風景。赤い砂、切り立った岩、侵食された石がジオラマ・アーティストによる風景画の中に溶け込んでいます。

 

 

 

【募集は終了しました】パブリックプログラム「子どもナビと楽しむアートツアー02」参加者募集のご案内

岡山芸術交流2019パブリックプログラムで、子どもたちによるナビゲートでプレイベント「A&C」の作品を鑑賞するツアー第2回目の開催が決定いたしました。

3月31日に第1回を開催し、子どもナビゲーター・ツアー参加者ともに好評だったこの企画。今回は、アートツアーにご参加いただける岡山県の教職員の方を募集中です。

岡山芸術交流2019に学校からの来場を予定されている先生方、普段は教える側として接している子どもたちによる新鮮な視点でのアートツアーに、ぜひ参加してみませんか?

※今回ご案内のアートツアーは、プレイベント「A&C」作品を鑑賞するもので、「岡山芸術交流2019」の作品を鑑賞するものではございません。

 

【ツアー実施日の概要】

日時|平成31年8月25日(日)9時30分~11時30分 ※雨天決行

集合場所|岡山市立オリエント美術館 地下講堂(岡山市北区天神町9-31)

内容|複数のグループに分かれて、子どもたちのナビゲートで「A&C」の2~3作品を鑑賞します。

スケジュール|①受付・説明(30分程度)、②ツアー(60分程度)、③休憩・振り返り(30分程度)

 

【募集内容】

応募条件|①岡山県内教職員の方、②電子メールで連絡が取れる方

募集予定人数|30人程度(先着順)

参加費|無料

募集期間|7月31日(水)まで

 

申込方法|

1.メール件名を「8月25日子どもナビアートツアー参加希望」としてください。

2.メール本文に、

①氏名(ふりがな)

②連絡先(メールアドレス・電話番号)

③住所

④所属学校名 をご記入ください

3.メールアドレス「pp@okayamaartsummit.jp」へお送りください。

岡山芸術交流2016の作品 フランス モンペリエで展示

岡山芸術交流2016に出展された作品11点が、フランス モンペリエの美術館MO.CO.HOTEL DES COLLECTIONSで2019年9月まで公開されています。同施設は邸宅を美術館に転用し、6月にオープンしました。

「Intimate Distance. Masterpieces from the Ishikawa Collection」と題された本展は、長谷川祐子氏(東京都現代美術館参事)がキュレーションを行い、岡山芸術交流2019総合プロデューサー・石川康晴(石川文化振興財団理事長)のコレクションから33点を展示。前回の岡山芸術交流で、林原美術館に展示されたピエール・ユイグの<<ズードラム4>>(2011年)などが並びます。

http://www.moco.art/en/exposition/intimate-distance-masterpieces-ishikawa-collection

地域へのアウトリーチを進めています

岡山芸術交流2019では、この秋開催される本展の事前周知、現代アートへの興味関心を高めることなどを目指して、地域の皆さんへのアウトリーチの取組を進めています。

このたび大元公民館(北区大元上町)で開催した出前講座では、現代アートの楽しみ方だけでなく、前回開催時の作品写真を見ながら、互いに感じたことを自由に話し合う取組も実施。参加者からは「想像もつかない作品ばかりで興味が湧いた」「実際に街中の作品を鑑賞してみたい」といった感想が寄せられました。

今後もより多くの方に現代アートを楽しんでもらい、岡山芸術交流に興味を持ってもらうため、地域の公民館での出前講座を実施していきます。

第2回対話型鑑賞体験会を実施しました

6月30日(日)に第2回目の「対話型鑑賞会」を実施しました。

前回より多くの参加者があり、より対話型鑑賞の楽しさに触れていただけのではないかと思います。また、この2回の体験会で、対話型鑑賞のナビゲーターとして稼働する「学校鑑賞ナビゲーター」の方も一緒にご参加いただきましたが、サポートスタッフからも「ナビゲーターになってみたい!」という声もたくさんいただきました。

サポートスタッフ事務局では、サポートスタッフの募集と共に学校鑑賞ナビゲーターの育成にも力を入れてまいります。