岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2016

イベント

2016年11月23日

【終了】11/27【クロージングイベント2】鼎談「国際展と芸術祭〜岡山芸術交流の課題と可能性」開催決定!

近年、日本各地で開催される“芸術祭”とは一線を画すことをも開催主旨に踏まえている岡山芸術交流。
それらは何を意味するのでしょうか。
本鼎談では、現代思想と芸術表現の関係性を紐解く浅田彰氏、国内外の国際展に精通するキュレーターである飯田志保子氏、多岐にわたる芸術を射程にした編集者の小崎哲哉氏をゲストに迎え、客観的かつ批評的にテーマについて語り合っていただきます。
世界共通の現代美術のボキャブラリーを踏まえつつも、それぞれの地域の社会・政治・文化的な文脈に根ざした固有の表現について検証し、国際展や芸術祭の課題と可能性に関する考察を深める機会になれば幸いです。

—————————————–

日時:11月27日(日)17:30-19:30(開場17:00)
場所:旧後楽館天神校舎跡地(岡山市北区天神町9-24)
参加費:無料
定員:30名程度(当日先着順)

〈登壇者〉
浅田彰(批評家/京都造形芸術大学教授)
飯田志保子(インディペンデント・キュレーター/東京藝術大学 准教授)
小崎哲哉(アートジャーナリスト/REALKYOTO編集長)

〈司会進行〉
木ノ下智恵子(岡山芸術交流2016パブリックプログラム・ディレクター)

【登壇者プロフィール】
浅田彰(あさだ あきら)
1957年、神戸市生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学経済研究所・准教授を経て、京都造形芸術大学大学院長就任。1983年、『構造と力』(勁草書房)を発表し、翌年の『逃走論』(筑摩書房)で提示した「スキゾ / パラノ」のパラダイムとともに、「浅田彰現象」とも呼ばれる「ニューアカデミズム・ブーム」を生んだ。その後、哲学・思想史のみならず、美術、建築、音楽、舞踊、映画、文学ほか多種多様な分野において批評活動を展開。

飯田志保子(いいだ しほこ)
1975年、東京都生まれ。1998年多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。1998年の開館準備期から2009年8月まで東京オペラシティアートギャラリーに勤務。2009年9月から2011年7月までクイーンズランド州立美術館客員キュレーター。その後、韓国政府主催CPIプログラムにより2011年度インターナショナル・フェローシップ・リサーチャーとしてソウルに滞在。帰国後、「あいちトリエンナーレ2013」、「札幌国際芸術祭2014」など国際展のキュレーターを歴任。

小崎哲哉(おざき てつや)
1955年、東京都生まれ。ウェブマガジン『REALTOKYO』及び『REALKYOTO』発行人兼編集長。文化情報誌『03 TOKYO Calling』副編集長、インターネットエキスポ日本テーマ館『Sensorium』エディトリアルディレクターなどを務め、2003年には和英バイリンガルの現代アート雑誌『ART iT』を創刊。2002年、20世紀に人類が犯した愚行を集めた写真集『百年の愚行』を、2014年には『続・百年の愚行』を刊行。2013年にはあいちトリエンナーレ2013のパフォーミングアーツ統括プロデューサーを担当した。

【お問合せ】
岡山芸術交流実行委員会事務局(担当:中澤)
〒700 -0814 岡山県岡山市北区天神町9-24
TEL:086-221-0033
MAIL:pp@okayamaartsummit.jp

一覧に戻る