岡山芸術交流 2016のプレイベントとして今年春に開催され、予想以上の反響を得た前川國男展。その後、国立西洋美術館の世界遺産認定に伴い、ル・コルビュジエの弟子であった前川國男にもより一層の注目が集まっています。
岡山芸術交流 2016では既存の文化資本の活用を特徴の一つに掲げています。会場となる場所として前川國男建築を使用するだけはなく、同じく文化を通して街の風景を変えようとした先人としての前川國男の言葉を本展期間中に改めて掲出いたします。岡山が蓄積してきた歴史を振り返り、未来を考える指針として鑑賞者に問いかけたいと考えます。
●「前川國男の言葉」展示詳細(主催:石川文化振興財団)
日時: 10 月9 日(日)~11 月27 日(日)
場所:岡山県庁前広場(岡山市北区丸の内2-4-6)
※ここに掲出している「ことば」の中には、現代においては不適切と思われる用語も含まれていますが、
前川國男の意志を正確に伝えるため、そのままの「ことば」を掲出しています。