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ゲストトーク「【考古科学編】古代オリエントから知る都市の成り立ち」を開催しました2019.11.04

ゲストトーク「【考古科学編】古代オリエントから知る都市の成り立ち」を開催しました

ゲストトーク「考古科学編」開催時の様子

10月27日(日)に岡山市立オリエント美術館地下講堂にて、岡山芸術交流2019パブリックプログラムゲストトーク考古科学編『「古代オリエント」から知る都市の成り立ち』を開催しました。

ゲストに、考古学者でありオリエント美術館副主査学芸員を務める四角隆二氏をお招きし、都市成立後の社会が生み出した人工物質ガラスに焦点をあて、ガラスをめぐる研究や都市が生み出した産物である現代アートとの共通点などを整理しながら、オリエント専門の美術館に現代アートを展示する意味についてトークを繰り広げました。
参加者からは、「オリエント美術館とアートの相性が良い点が分かった。」「美術館の役割や学芸員の方の研究を今まで考えたことがなかったが、お話を伺う中で、視野が広がったように思う。」「都市の成り立ちから、現在と過去にさほど違いがないことにびっくりした。」といった感想が挙がりました。

パブリックプログラムのゲストトークは、岡山芸術交流を多角的な視点で捉えるための思考や感性を拓く場として開催しています。11月14日(木)19時からは、「文化人類学編」として岡山大学文学部准教授の文化人類学者・松村圭一郎氏をお招きし、自然と文化の関係の研究を続け、蛇にまつわる神話の分析でも知られるレヴィ=ストロースの思考から、現代美術を読み解くヒントを探ります。参加ご希望の方は、下記よりお申込みください。

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