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現代アーティスト、ローレンス・ウィナー氏 逝去に際して2021.12.08

Lawrence Weiner, “BLOCKS OF COMPRESSED GRAPHITE / SET IN SUCH A MANNER / AS TO INTERFERE / WITH THE FLOW OF NEUTRONS / FROM PLACE TO PLACE”, 2017 Collection of Ishikawa foundation ©Lawrence Weiner, Courtesy of TARO NASU, Photo:S.U.P.C uchida shinichiro

コンセプチュアル・アートの牽引者と言われるアーティスト、ローレンス・ウィナー氏が79歳で逝去されました。

氏は岡山芸術交流2016においては参加作家の一人として、また岡山芸術交流2019ではプレイベントとして開催された「A&C(Art&City)」を構成する作家の一人として、街の景色を変えるようなインパクトのある屋外展示作品を展示しました。その作品は今も岡山市内で目にすることができます。

世界中でご活躍された氏の功績を称えるとともに、ここに哀悼の意を捧げます。

岡山芸術交流実行委員会一同

 

■ローレンス・ウィナー
(Lawrence Weiner, 1942年2月10日 − 2021年12月2日)

アメリカ合衆国生まれ。コンセプチュアル・アートの牽引者の一人として60年代から活躍。
ウィナーは自らの作品は「情報(インフォメーション)」であると宣言し、言葉を用いた、いわゆるテキスト作品を世界のアートシーンで発表、視覚芸術の領域を拡大し続けた。