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※終了しました【11/14(木)19:00~】パブリックプログラム「ゲストトーク【思考と感性を拓く3つの鍵】文化人類学編」2019.10.29

※パブリックプログラムとは、「岡山芸術交流」が地域に開かれ、根ざし、持続・発展することを主旨目的に、岡山内外の人・場所・文化資産の3つのポテンシャルを活かした様々な企画です。

アートとは「社会を映す鏡」と言われています。今を生きるアーティストによる表現は、同時代性を色濃く反映した感性や知性、情報や技術に依るところが大きいです。それらを読み解く鍵としては“さまざまな現代”を探ることも有効ですが、もっと大きな流れ、つまり世界や人類や生物史に関する考察も重要です。そこでゲストトークでは、考古科学、進化生物学、文化人類学の3つの分野の専門家をお招きします。個々の“研究眼”という鍵を手がかりに、岡山芸術交流を多角的な観点で捉えるための思考や感性を拓く機会をご堪能ください。

【文化人類学編】「野生の思考」でアートをみる:自然・芸術・科学

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定員に達したため受付を締め切らせていただきました。

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文化人類学編では、著書『うしろめたさの人類学』や『文化人類学の思考法』などにおいて、この世界の成立ちについて向き合い、私たちの“あたりまえの外へ”と誘う、気鋭の研究者である、岡山大学の松村圭一郎さんをゲストにお迎えします。20世紀の現代思想に大きな影響を与えた文化人類学者レヴィ=ストロースは、『野生の思考』で、芸術と科学には人類共通の欲求がみられると指摘しています。自然と文化の関係の探究を続け、蛇にまつわる神話の分析でも知られるレヴィ=ストロースの思想から、現代美術を読み解くヒントを見つけてみませんか?

ゲスト:松村圭一郎(岡山大学文学部准教授)
日時:11月14日(木)19:00〜20:30
場所:奉還町4丁目ラウンジ・カド(岡山市北区奉還町4丁目7-22)
定員:35名(事前申込優先)
参加費:無料、但しワンドリンク制

 

〈ゲストプロフィール〉

松村圭一郎(岡山大学文学部准教授)

文化人類学者。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを行い、富の所有と分配、貧困や開発援助などについて研究。エチオピアから中東への海外出稼ぎ女性の映像を撮り続ける。『所有と分配の人類学』(世界思想社)で発展途上国研究奨励賞(2009)・澁澤賞(2010)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)で毎日出版文化賞特別賞(2018)を受賞。その他の著書・編著に『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。

 

お申し込みはこちら

 


岡山芸術交流2019パブリックプログラムとは?
「岡山芸術交流」が地域に開かれ、根ざし、持続・発展していくための“人や場所の発掘と関係性の構築”、“文化資産の活用と発信”を目的としたプログラム。2016年に築いた人や場所との関係を深化・発展するとともに、岡山内外の人・場所・文化資産の3つのポテンシャルを活かし、それぞれとの連携・協働プログラムを開発します。

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