岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2016

ニュース

2016年02月16日

プレシンポジウムを開催しました

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2月12日(金)、山陽新聞社との共催で、プレシンポジウムを山陽新聞社さん太ホールで開催しました。
今回のシンポジウムは、「瀬戸内国際芸術祭」や、2014年開催の「Imagineering」などで少し身近になってきたとはいえ、
まだまだ敷居の高いイメージがある「現代アート」をテーマに、
今なぜアートサミット開催なのかという狙い・趣旨を広く広報することで市民理解を促し、
併せて秋の開催の周知徹底と市民参加の意識向上を図る目的で開催しました。

第1部の基調講演では、数々のアートプロジェクトに携わっている
大阪大学の木ノ下智恵子コミュニケーションデザイン・センター特任准教授から、
国内外に広まる芸術祭の事例を歴史をひもといて紹介し、アートの力がいかに人々の創造力・想像力を刺激し、
街を変える力となってきたかお話しいただきました。

続いて第2部のパネルディスカッションでは、木ノ下先生に、実行委員会の大森会長(岡山市長)、
石川総合プロデューサー、那須総合ディレクターもパネリストとして登壇。
遠藤寛子さんの司会のもと、開催に至る経緯、芸術交流・アートサミットというネーミングに込めた想い、
開催への意気込み、岡山の子どもたちの創造力育成への期待、
さらには「難解」と思われがちな現代アートの楽しみ方まで、それぞれの立場から熱く意見を交わしました。

最後に、アーティスティックディレクターのリアム・ギリック氏からのビデオメッセージを紹介。
ギリック氏は岡山の子どもたちへ向けて
「今の時代、アートってなんなのかを探すのを手伝ってほしいんだ。会場で会えるのを楽しみにしてるよ。」と呼びかけていました。

シンポジウムには、自治体関係者、企業の方、まちづくりで活躍する方や一般市民などが参加し、
収容300人の会場がほぼ満席となりました。アートによる人づくり・まちづくりの可能性や
アートサミット開催の意義についてに考える良い機会となりました。

 

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