11月14日（月）、岡山禁酒会館にて、岡山芸術交流2016参加アーティストの眞島竜男と、美術家・批評家の黒瀬陽平氏（カオスラウンジ）、劇作家の岸井大輔氏によるトークを開催しました。

岡山市内で読書会や哲学カフェを開いている岸井氏の司会で、トークではまず、眞島氏が「桃太郎」をテーマにした出展作品『２８１』について岡山での取材中のエピソードや、なぜあのような映像作品の形になったのか、作品コンセプトについて解説を行いました。その後、黒瀬氏より瀬戸内国際芸術祭2016で女木島を舞台に「鬼」をテーマにした作品について解説を行い、両者の作品に共通する観点を明らかにしていきました。

後半は、岡山芸術交流のテーマ「開発」や、本展が今年多数開催されている他の芸術祭とはどこが異なるのか、地域アートのあり方についても言及がおよび、濃密な2時間となりました。