岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2016

ニュース

2016年01月19日

サイモン・フジワラ氏 アーティスト・トークを開催しました

トーク風景

simon

1月19日(火)、岡山大学にて、岡山芸術交流参加アーティストのひとり、
サイモン・フジワラ氏のアーティスト・トークを開催しました。

フジワラ氏は芸術交流へ出品する作品制作のリサーチのために来岡。リベラルアーツ教育、
特に芸術教育を重視してさまざまな取り組みを進めている岡山大学の荒木副学長、
そして倉敷芸術科学大学で現代アートを教え、
「学生たちに世界で活躍する現代アーティストと接する機会を与えたい」という
川上助教のご協力をいただき開催しました。

フジワラ氏には岡山大学と倉敷芸術科学大学の学生約50名を前に、
東京オペラシティで開催中(~3/27まで)の個展「White Day」出展作品の解説を交え、
現代アートに懸ける想いなどについておよそ1時間、熱く語っていただきました。
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サイモン・フジワラ氏 | Simon Fujiwara  Profile

Simon_photo

© Simon Fujiwara
Photo: Carla Verea, 2010
Courtesy of TARO NASU

1982年、イギリス生まれ。現在ベルリンを拠点に制作活動。
2010年、フリーズ・アートフェアにてカルティエ賞を受賞。
主な展覧会に 2014年「Un Nouveau Festival」(ポンピドゥー・センター、パリ)、
2013年「Grand Tour」(ブランシュヴァイク美術館、ドイツ)、
「The Problem of the Rock」(太宰府天満宮、福岡)、
2012年「Simon Fujiwara : Since 1982」(テート美術館セントアイブス、イギリス)ほか、
2013年 第2回シャルジャ・ビエンナーレ、2012年第9回上海ビエンナーレ、
2009年第53回ヴェニス・ビエンナーレに参加するなど国際展への参加も多数。
日本人の父とイギリス人の母を持つフジワラ氏は、
近年急速に国際的な評価が高まっている若手アーティストである。
自身や家族、あるいは他人の個人史と史実に基づいた虚構の物語を創出し、
自らの作品とすることで知られる。作品の媒体はパフォーマンスや小説、レクチャー、
インスタレーション、彫刻、映像など多岐にわたる。

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